Sunday, November 20, 2016

Tokina AT-X AF 400mm F5.6 SD

カメラをやってると欲しくなる望遠単です。



300mmのレンズ並にコンパクトなのが特徴です。
フードも内蔵式です。インナーフォーカスなので全長も伸びません。
ほら、こんなにコンパクトです。

ピントリングはスカスカなのでMFでピントを追い込むのには向いてません。
ピントが合わないところでAFを動かすと無限~最短でカチンカチンと勢いの良い音がします。

ジャンクでよくある症状としてはインナーフォーカスで動く中玉のクモリです。
クモリ原因はカビや貼り合わせレンズの劣化のようです。

■写り
K-1に装着して撮影しました。
超望遠での撮影ならマイクロフォーサーズやAPS-Cのほうが本来は有利だし、小さいシステムにできるんでしょうけどとりあえず…
ということで。
テレコンを使用した際の写真はこちらを参照下さい。
_IMG2665_IMG2652
_IMG2651_IMG2661 400mm級になるとやはり収差がかなりでます。
収差を取るために特殊レンズ(SDレンズ)を使ってるようですが全然取り切れていません。
ピント面もぼやっとしていてあんまりシャープには感じません。
水辺や鳥の羽根など反射が多い撮影では特にパープルフリンジが目立ってきます。
ココぞというときにはF8~F11ぐらいまでは絞りたいです。
とはいっても殆どはリサイズするのでそれを踏まえれば悪くない画質だと思います。
そしてこの手持ちできるコンパクトさは魅力的です。
望遠レンズは400mm級から収差性能がガクッと落ちてるような気がします。
設計が難しいんでしょうかね。
_IMG2658_IMG2429 DA★300が欲しくなります。10万…。
テレコンはKenkoのPZ-AF 1.5xを持っているので450mmにできます。
古いテレコンですがそれを足してもこのレンズよりいい描写になると思います。
TokinaはAT-X 100-300mm F4もいいレンズでしたが手放してしまいました。
今思えば手放さずにメンテナンスすればよかった思います。

【2016/12/11】追記
_IMG2840_IMG2843
野鳥を撮影してみました。やっぱりクロップしないと400mmでも全然距離が足りません。
シャッタースピードを維持するために、露出補正をマイナスにかけています。
現像する時に増感するのでノイズが目立ってしまいます…。
_IMG2837_IMG2836
ススキは良い感じに撮れました。開放だと古さを感じます。
同年代に出ていたレンズではシグマ 400mm APO TELE MACROがあります。
シグマに比べると色はよく出ます。
逆にシグマはでかいですがかなり寄れますし解像感もすごいです。
このレンズは少し前に手放しています。
今はサンヨンにテレコンを付けて使ってます。

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